| ◆アリアニコの偉大さを見せ付ける偉大なワイン! サルバトーレ・モレッティエーリのアリアニコ! |
| モレッティエーリ家のワイナリーには、 海抜550mの高地にある7haの畑を、モンテマラーノに持っている。 タウラージのアペラシオンには、 古来より最高とされるクリュがふたつあるが、 モンテマラーノはそのひとつである。 ここでブドウが完熟するのは11月の第一週で、このためワインに、 力強い威厳と濃密な味わいが生まれでる。 当ワイナリーが初めてワインを瓶詰めしたのは、 1988年のヴィンテージであるが、創生途上にあったため、 利益をすべて畑の植え替えに投じた。 同じ理由から、1989、1990、1991年には、 以後のヴィンテッジに備えて樽を購入するため、 全量ブドウのまま売り払ってしまった。 かくして、次に瓶詰めしたヴィンテッジは、1992年になったのである。 素晴らしく度量の大きい人物、サルヴァトーレ・モレッティエーリは、 これまで私が味わったこともない、比類ないタウラージを造ってきた。 その偉容のほどは、ピエモンテやトスカーナで もっとも偉大なワインにもひけを取らない。 そもそもタウラージは軽佻浮薄なワインどころではないし、 サルヴァトーレは『モダンな味覚』になど、 さらさら譲歩するつもりのない人物である。 かくして、彼のタウラージの生まれたときの姿は、 赤紫系の青い色合いも濃くて、容赦のない強烈さをそなえており、 ワインの爆弾ともいうべき趣はこれまでに味わったいかなるワインとも、 ほとんど比べものにならない。 第1次アロマは常に控えめだが、 第2、第3の香りを身につけるにつれ、複雑なブケをまとい始める。 ヴィンテージから6?7年目に入る頃から、 この記念碑的なワインはその深遠な相を呈しはじめ、 四半世紀からそれ以上のあいだ、さらに向上しつづけるばかりである。 Marc de Grazia Selections/Fine Wines 2003-2004 (輸入元資料より抜粋) |
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