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年明け早々ワイン屋の醍醐味を味わう。
既に世間で評価された作り手のワイン。それを味わうのは確かにいい。
でも…
まだまだ世間一般的にクローズアップされていないもの
コストパフォーマンスのよいワインでこれだ!
って1本 に出会った時こそ、ワイン屋冥利につきる。
このイヴ・ボワイエ・マルトノのワイン ポテンシャルにおいては、相当なレベル。
でも、先に試飲した友人が言うにはまだまだ硬いそうだ。
すべてにおいて抜栓から2日目大化けするんだって。
イヴ・ボワイエ・マルトノ ブルゴーニュ・ブラン?ムルソー・レ・ナルヴォー?ムルソー・ジュヌヴリエール
?ムルソー・ペリエール?ピュリニー・モンラッシェ レ・カイユレ(プルミエ最高の畑のひとつ)
その順番で試飲する。その都度歓声をあげる。ため息がもれる。
そして次のボトルに移るともう戻れない。(*注)
その畑ごとのクオリティがしっかりと色濃くでている。わかりやすいくらい差が生じる。
ミネラルと酸の綺麗さ。ストラクチャーがはっきりしている。丁寧な畑の仕事あってこそ。
10年後、いやもっと早い段階でポスト・コント・ラフォン。期待がもてる。
願わくば価格があがりませんように・・・。
もしも可能ならばワイン仲間を集めて比較試飲をして欲しい。
そして、お約束!1/3くらいは残して翌日も楽しむべし!
ついで言うなら、その快感に気づいた時点でイヴ・ボワイエ・マルトノのワイン まとめて買っておきましょ?ね♪
日本への入荷だって決して多くないからね。

ちなみにお正月。同じ2004年。とある偉大なる生産者のワインを楽しみにあける。
が、補酸によって妙な違和感を覚えた。ちょっぴり失望感を感じた。
そんな後だっただけに、感動も大きかった。
繰り返します!セラーにゆとりがある。そんな貴方。
是非、このワインはまとめてストックしてください。
≪ワイナート 10号より≫
3大プルミエ・クリュであるペリエール、ジュヌブリエール、シャルムをすべて所有している恵まれたドメーヌ。イヴ・ボワイエ・マルトノ
ペリエールは父方のボワイエ家から継承している。
堅牢さ、繊細さ、豊満さというそれぞれの特徴を生かしつつ、おおらかにフルーティでわかりやすいおいしさの
ワインを造っている。≪略≫ボワイエ・マルトノのワインは甘めに感じられることが多いが、同時に酸の性格
が上質なために、バランスがとれている。これは『絶対に補酸はしない。すればワインがドライになるし、
酒石酸が結晶化する』というポリシーとも関係しているだろう。
自然のままで上質な酸をもたらすために、15年前から化学肥料を与えていない(肥料に含まれるポタシウムが
酒石酸と結合、塩化して沈澱してしまい、結果として酸度が低下する)し、凝縮したブドウをつける樹をセレクションで
選別して仕様している。特に日本に輸入されるノース・バークレー社用のキュベは、清澄濾過なしで瓶詰めされる、
より厚みとコクがあるもの。
ふと上質なカリフォルニアのシャルドネを連想させる味わいは、フランス国内向けのキュベと比較すると、舌触りの
シルキーさを多少犠牲にしてもおいしさを追求していることがわかる、優れたワインだ。
≪以下は輸入元『ラ・シーヌ』の合田泰子さんのコメントです≫
■イヴ・ボワイエ・マルトノと取引して10年以上になります。コート・ドールのクオリティについて 考える時のポイントは、シャルドネの種類(多産型交配種を使っているかどうか)、シャルドネの 樹齢は、栽培方法、収量(単位面積当たりの生産量)のレベル、野生酵母のみで発酵しているか どうか、補酸、補糖はどうか、以上は基本条件です。 ■これに加えて土壌、日照条件、バトナージュ、コラージュの是非、フィルターのレベルなどが
加わってきます。
■実際、以上の点からみて、標準以上の条件をクリアしている造り手が、大変少ないのが現実です。
最上の造り手・コシュ=デュリの次に、続くスターがいないのが現実だということは、関係者は皆わか
っています。コート・ドールで機械で収穫している造り手がいるなんて、また、ドミニク・ラフォンが、
交配種のクローンを植え替えたこと、一部機械収穫をしているなんて、誰も信じないと思いますが、
現実です。
■その中で樹齢80年を超える、ジュヌブリエール、シャルム、ペリエールの3大ムルソーの畑を
持ち、低収量で良心的なワインを造り続けているのがイブ・ボワイエ・マルトノ親子です。
*注 上質のワインに出くわすとその直後に口にする格下のワインが
しばし平坦にうつる、味気なく感ずる。ところがワイン会など一般の方と複数のワインを楽しむ時
期待して抜栓したワインがそうでもなかった時、それまで残っていた下のクラスのワインの減り方もバロメーター
となる)
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