| ◆五大シャトー筆頭 Chラトゥール |
シャトー・ラトゥール
(CH.LATOUR)
| 格付け | Premieer Grnd Cru Classe-Pauillac-First Grwth | |
| 生産者/ワイナリー | フランソワ・ピノー氏 | |
| ぶどう品種 | カベルネ・ソーヴィニヨン:75%、メルロ:20%、カベルネ・フラン:4%、プティ・ヴェルド(1%) (平均樹齢:シャトー・ラトゥール50年、レ・フォール・ド・ラトゥール35年、ポイヤック10年) |
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| ワイン生産地区 | フランス、ボルドー | |
| ワイン | シャトー・ラトゥール、レ・フォール・ド・ラトゥール、ポイヤック | |
| 偉大なヴィンテージ | 2003年、2002年、2001年、2000年、1996年、1995年、1990年、1982年 |
【醸造及び育成】
発酵中は、1日2度、29?30℃でのポンピング・オーバーが行なわれます。ヴィンテージとワインの構造に応じて、アルコール発酵中に1ないし3回の澱引き作業を行ないます。ブドウ品種と区画の樹齢に応じて15から25日間発酵槽で発酵させます。プレスワインは、フリーラン・ワインとのブレンド前に樽でのマロラクティック発酵中に加えられ、ブレンドは必ず2月末までには完了します。グラン・ヴァンはオークの新樽で16?18カ月間熟成し、毎年6月から7月の間に瓶詰めされます。
【歴史】
◆パリ万博でシャトー・ラトゥール1級
ラトゥールのブドウ栽培の歴史は、1378年、百年戦争の真っ最中に始まります。1670年にはセギュール家に買い取られ、それから1963年までの200年近く同家の所有でした。偉大な、色調、複雑性、そして果実未の純粋さとともに、パワフルで長持ちするワインをつくる、という名声は19世紀に確立されました。1855年、パリの万国博覧会のためにメドックとグラーヴの偉大なワインの格付けを行なった際、1級と認定されました。
◆フランソワ・ピノー
1963年から1993年の間、シャトー・ラトゥールは英国人の管理下に置かれましたが、1993年フランソワ・ピノー氏によって買い取られフランス人の手に戻りました。畑はレオヴィル・ラス・カーズの畑の北側に隣接したポイヤックとサン=ジュリアンの村境という印象的な立場にあり、クリーム色の要塞のような塔が立っています。
◆メドック最上級のワイン
ここで生産されるワインは偉大なヴィンテージはもとより、凡庸、貧弱なヴィンテージでも一貫した秀逸さを持つ、非の打ち所の無い例です。そのため昔から多くの人がラトゥールをメドック最上級のワインと考えてきました。
◆頑固なまでの熟成
ラトゥールはたっぷり20?25年は瓶熟成させないと、相当なタンニンの殻を脱ぎ捨てて、気絶するほどすばらしい力強さや深み、豊かさを見せてくれるようにはならないのです。このスタイルは評論家から、剛健、男性的、頑強などど言われてきましたが、1983年から1989年までは微妙ながらもはっきりと知覚できる程度にやわらいでいたようです。ラトゥールのスタッフは断固否定するのだが、私のティスティングではより穏やかで、近づきやすいスタイルを感じます。1990年からは再び超大作級のワインを生産するようになっています。
◆シャーの大改修
それまでのキュベリー(醸造所)が小さすぎて膨大な収穫量がまかないきれず、2000年には巨額を投じて大改修を行い、最新式の醸造・貯蔵施設を備えるようになりました。当主フランソワ・ピノーと現場監督のフレデリック・アンジュレによる非の打ちどころのない管理のもとで完璧でないワインは許されなくなっていくことでしょう。
◆世界で最も凝縮感のあるフルボディワイン
ラトゥールは今でも世界で最も凝縮感のある、リッチで、タニックな、フルボディのワインのひとつです。飲み頃になると、人の心をつかんで離さないブーケが生の胡桃やなめし革、ブラックカラント、砂利のようなミネラルの香りを思わせるようになります。口に含んだときに格別の豊かさ感じられることはあっても、決して重いものになることはありません。
ロバート・パーカー『世界の極上ワイン』より
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