| ◆究極の自然派。彼は畑でも醸造でも何もしない…。 |
ワイン大国イタリアには、凄い生産者がゴロゴロ…。 自然派ワイン先進国フランスと比べても その可能性は無限な感じがします。 そんな中でも最もぶっとんだワイン作りを行っているのがシチリア島の『フランク・コーネリッセン』。 元々、ベルギーでワイン商をしていた彼は一言で言うと、すごく『ストイック』な方のようです。 採算なんて関係なし!ある区画ではたった5キロの果実しか収穫できなかったそうだ。 有機栽培、無農薬はもちろん、肥料も一切与えず(ここがフランスの畑とは大きく異なります) 選果ではずれた果実は、畑にかえし肥料となり、徹底した自然への循環を行っているとのこと。 フランク・コーネリッセンの言葉を借りれば わたしたちのワイナリーのポリシーは 『人間は複雑にからみあった、総合的な存在である"母なる大地"をほんとうに理解することは不可能である。』 という基本理念から出発している。とのこと。 ???なにやら難解そうな。 要約すれば徹底的に自然環境を大事にすること。大地を耕すことや、ビオロジック、バイオダイナミック、 また伝統的とされるものでさえも-を回避するらしい。 つまり、何もしないわけだ。 人間は神には近づけないのだ。にもかかわらず人間は、生産効率という名のもとに母なる大地の絶妙なバランスに 勝手に手直しを施し、自然を崩壊するという、神の真似事をし続けている。 凄い言葉だ。 でも裏返すと、それが可能な土地でなければ、この理念を実践できませんよね。 実際には、ワインがすべてを語ってくれるわけだけど。 ベーシックライン、『ロッソ・デル・コンタディーノ』 話題のマグマや、モンジベッロに使用されなかったネレッロ・マスカレーゼと一緒に、 畑にある様々な品種を赤白問わず使用し、なんと!まとめて『屋外』でしかも簡単にフタを しただけの発酵をおこなったというからビックリ!! まったくの亜硫酸添加がないことに加え、かなりクセのある風味があり、自然派を飲みなれて いない方には不向きだと思います。 でも、その奥にある、旨味、エッセンスは自然派フリークには響くはず。 |
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