マグマ・ロッソ3 バルバレッチ・ソプラーナ[2003]フランク・コーネッリセン

◆究極の自然派。彼は畑でも醸造でも何もしない…。


ワイン大国イタリアには、凄い生産者がゴロゴロ…。
自然派ワイン先進国フランスと比べても
その可能性は無限な感じがします。


そんな中でも最もぶっとんだワイン作りを行っているのがシチリア島の『フランク・コーネリッセン』。

元々、ベルギーでワイン商をしていた彼は一言で言うと、すごく『ストイック』な方のようです。
採算なんて関係なし!ある区画ではたった5キロの果実しか収穫できなかったそうだ。

有機栽培、無農薬はもちろん、肥料も一切与えず(ここがフランスの畑とは大きく異なります)
選果ではずれた果実は、畑にかえし肥料となり、徹底した自然への循環を行っているとのこと。


フランク・コーネリッセンの言葉を借りれば

わたしたちのワイナリーのポリシーは
『人間は複雑にからみあった、総合的な存在である"母なる大地"をほんとうに理解することは不可能である。』
という基本理念から出発している。とのこと。


???なにやら難解そうな。
要約すれば徹底的に自然環境を大事にすること。大地を耕すことや、ビオロジック、バイオダイナミック、
また伝統的とされるものでさえも-を回避するらしい。

つまり、何もしないわけだ。

人間は神には近づけないのだ。にもかかわらず人間は、生産効率という名のもとに母なる大地の絶妙なバランスに
勝手に手直しを施し、自然を崩壊するという、神の真似事をし続けている。


凄い言葉だ。

でも裏返すと、それが可能な土地でなければ、この理念を実践できませんよね。
実際には、ワインがすべてを語ってくれるわけだけど。

ベーシックライン、『ロッソ・デル・コンタディーノ』
話題のマグマや、モンジベッロに使用されなかったネレッロ・マスカレーゼと一緒に、
畑にある様々な品種を赤白問わず使用し、なんと!まとめて『屋外』でしかも簡単にフタを
しただけの発酵をおこなったというからビックリ!!

まったくの亜硫酸添加がないことに加え、かなりクセのある風味があり、自然派を飲みなれて
いない方には不向きだと思います。

でも、その奥にある、旨味、エッセンスは自然派フリークには響くはず。

マグマ・ロッソ3 バルバレッチ・ソプラーナ[2003]フランク・コーネッリセン

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マグマ・ロッソ3 バルバレッチ・ソプラーナ[2003]フランク・コーネッリセン

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イタリア/赤/ミディアムボディ
フランク・コーネリッセン氏のコメント より

クオリティーの高い、ほんとうのものを、自然を尊重しながら妥協せずに造るということは、
非常にコストのかかることでもある。

そしてさらにそのクオリティーレベルを守り、継続していくということ。

マグマやモンジベッロの販売価格をそのコストから割り出していくうえで、そのどちらもが同様に、
破格に高いことに気付いたわたしたちは、そこで、モンジベッロの価格を下げ、マグマの価格を上げることにした。

よりハイテンションなテロワールの表現を実現したマグマと、わたしたちの暮らすエトナ火山という、
地域の伝統と深い結びつきを持ちながらも、ワイン愛好家にとって比較的親しみやすいモンジベッロ。
いわば、価格の社会的政略である。

限りなくピュアーで、本質的なもの。それを損なわず最大限自由に表現できるように、一切の安定剤や
保存剤、酸化防止剤を使用しない。

ワインは必ず16℃以下で保存、輸送し、またボトルを開けた際にはデカンティングしないこと。

可能であればブルゴーニュやバローロタイプのグラスに、12?14℃くらいの温度で注ぎ、
そこで開けたてからテロワールの香りの変化と発展を感じ取ってほしい。

わたしたちのワインは、ワイン自身の持つ自然なプロテクションしか持ち合わせていないため、
何時間か空気にさらすと、黒い溶岩石のような色へと変化していく。

が、しかし、心配しないでもよい。その香りはより複雑なトーンへと変化してゆくはずだから。