ビオディナミの教祖的存在ニコラ・ジョリー。
傑作2005年リリース開始!
シュナン・ブランの可能性は無限大。
何度も驚かされてきたけれども、心からそう思う。
ミネラルと貴腐をまとった果実の甘い香り
部屋中に立ち込める妖気。
抜栓から7日間 ドンドン美味しくなっていくのだから
恐れ入る。
まさに生命力の塊。

ニコラ・ジョリー Nicolas Joly
ニューヨークのウォールストリートでの銀行家としての生活を捨て1977年
より両親が所有するジョリー家のぶどう畑を引き継ぎ栽培醸造を始める。<彼で3代目となる>
フランス、ロワール地方サヴニエールにて屈指のワインを造る、クロ・ド・ラ・クーレ・ド・セランの
オーナー兼栽培醸造家。
ロマネ・コンティやローヌのシャトー・グリエなど生産者名がそのままAOC名で、
しかも単独所有。ロワールに格付けができるとするならば、まさにグラン・クリュの風格を
もつ畑といえます。
フランスのワイン批評において最も権威あるル・クラスマン(2006年度版)では★★★の最高評価
(フランス全土で39ワイナリーのみ)を受けていますし ルロワやルフレーブ、シャプティエと言った
ビッグネームも彼に大きな影響をうけ時には教えを請うほど。
当然、彼 ニコラ・ジョリーの活動は自身のワインづくりだけにあらず、ビオディナミ農法の普及、
啓蒙のため世界中を飛び回っています。
日本へもここ数年は年に何度も来日しているので、実際彼の難解なセミナーをうけた
ことがある人も多いと思います。
1980年代中盤からビオディナミ農法に移行。
亜硫酸や酸化防止剤は極力使用していませんが、それでも抜栓後の酸化が極めてゆっくり・・・。
2.3日でも酸化して飲めない!と言うことはありません。
栽培面では若干の硫黄とボルドー液を除き、化学製品などは一切使用していません。
収獲は全て手摘みで、房ごとの熟し度合いに応じ数回に分けて行われ、その期間が2ヶ月に及ぶことも。
ニコラ・ジョリーは自らブドウ栽培を行なった10年間の研究の結果、化学肥料、除草剤、殺虫剤などの
力に頼らず土壌の活力を最大限に発揮させる『ビオディナミ(生力学農法)』を実践し、世界でも有数の白ワインの
造り手として、また、この農法を実践・指導するリーダー的存在として注目されています。
今では、そんな自然派ワインの存在も当たり前のように知られてきましたが、初めて体験した時はホント、センセーショナルでした。
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看板ワイン『クロ・ド・ラ・クーレ・ド・セラン』ほどの凝縮感は、もちろん持ち合わせていないけれど、それでもニコラ・ジョリーらしい、またシュナン・ブランらしい味わいは十分に楽しめる。
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